こんにちは。
今回のコラムを担当させていただきます、鹿山です。
『老化は足から』
昔からよく耳にした言葉です。
私は40歳後半に差し掛かった辺りから、階段を上がるのがきつく感じられるようになり、
疲れが取れにくくなりました。
では、なぜそのような症状がでるのでしょう……。
それは足の筋肉量が減少することによって引き起こされます。
実は、20代の足の筋肉量が100%としたならば、40代になると70%。
約1/3も減少してしまうのです。
足の筋肉の衰えは、上半身の数倍の早さで進んでしまうのだそうです。
足が年々むくみやすくなった。足先が冷えて眠れない。
と、いった症状もそれらによるものが多いのです。
筋力がないと熱を発生する力が弱くなりますし、足先に流れた血液やリンパ液・水分も
足の筋肉の弱化により上部に押し戻しにくくなります。
更に、細胞の新陳代謝に必要な成長ホルモンは年々減少していきます。
特に若返り成長ホルモンと言われているマイオカインは、実は足の筋肉から分泌されるそうで、
筋肉を鍛える事によって、見た目さえ若返らせることが出来ることがわかったのです!
40代以降が行う運動のメリットは、若い世代のよりも多いと言われています。
ある程度の年齢に差し掛かったら、足の筋肉を鍛えなければいけない!! ということですね。
では、具体的には何をしたらいいのでしょうか?
ジムに行ったり、ジョギングをしたりするのもいいですが、
気軽に始められる。ということで、普段の生活を少し見直してみるとよいかもしれません。
エレベーターをやめて階段を少し早めに駆け上がってみたり、
一駅早く降りて家まで徒歩で帰宅してみたり、車ではなく自転車で買い物に行ってみたり……。
まずは続けられることからスタートしてみるとよいですね!