みなさま、お元気でいらっしゃいますか?
朝晩はまだ冷えるものの、日中はだいぶ暖かくなってきました。春は間近ですね。
春と言うと桜を筆頭に、菜の花やフリージア、木蓮、チューリップなど、色とりどりのお花が咲く季節。美しいお花を眺めていると、和らいだ気分になります。
このブログの第1回で、マンダラートをきっかけに、サロンに生花を飾るようになったというお話をしました。
10年前は毎週、私がすべてのサロンを回って生けていましたが、今はフラワーデザイナーの前田美樹先生が手配してくださるお花を、各サロンのスタッフが生けています。
各サロンのスタッフにクリスマスリースの作り方を教えてもらいたいと、友人に紹介していただいたのが前田先生で、もう4年のお付き合いになります。
それから、ひな祭りや七夕などの季節の飾り付けを手伝っていただくようになり、スタッフと一緒にアレンジメントも習いました。
私はスタッフに、お花を自分の部下だと思って世話をしてほしいと話しています。
お花は、手入れをしなければ枯れてしまいます。水を替え、栄養液を入れ、痛んだところを取り除くなど、毎日きちんとメンテナンスしていると、その愛情に応えるように長持ちしてくれます。
お客様から、「わー、きれいね!」と褒めていただくと、スタッフにもやる気が出ます。
この経験が、のちに自分が部下を持ったときに役立つのです。
困っていることはないか気にかけ、悩みを聞き、時には褒める。そうすると、部下は早くサロンに馴染み、自分から積極的に考えて行動するようになります。
私の気持ちがスタッフに伝わっているかどうか分かりませんが、「お花を生けることで学んだことがある」、「実家へ帰ったとき、お花を生けたら、両親がとても喜んでくれた」と嬉しそうに話してくれるのを聞くと、本当に良かったと思えます。
毎週、生花を飾ることは、毎日忙しい現場では負担になっているかもしれません。正直、止めようと思ったこともありました。
でも昨年、スタッフの発案で、サロンのお花を紹介する専用のInstagramアカウントが開設されました。これは本当に嬉しかったですね。
キャロリーヌの特長でもある、サロンの生花。スタッフが心を込めて生けたお花を、たくさんのお客様に見ていただきたいと思います。
フォロー、よろしくお願いいたします。
<お花専用Instagramアカウント>
caroline1977_flowers