こんにちは。サロン事業部の篠原です。
いつもキャロリーヌをご愛顧いただきありがとうございます。
キャロリーヌは今月、創業45周年を迎えます。
私は20代前半でキャロリーヌに入社し、今はもう40代! とてもとても月日の流れの速さを感じます。
これまでを振り返ってみると、指導をする立場になった今、自分の経験、当時の店長の考え方、指導方針がとても役立っています。
新人の頃のことです。当時、施術で使うパックは、よく水を切ってから使わないと水分が垂れてしまいやすいものでした。
そのことを知らずにお手入れしてしまった私は、当然お客様からお叱りを受け、あとで先輩からも叱られる覚悟をしていました。
しかし、店長は、新人の私にパックの水分をしっかり絞らなければいけないことを教えなかった先輩スタッフを叱ったのです。
「え?」と、私はビックリしました。
この経験はとても大きく、自分が指導する側になってから、当時の店長が私ではなく先輩スタッフを叱った意味を理解しました。
またある時期、お客様と上手くコミュニケーションがとれない悩みを上司に相談すると、「お客様は何を求めてキャロリーヌにいらしてくださっていると思う?」と問われました。
この一言で、お客様がキャロリーヌにいらしている一番の目標や目的を、私はきちんと分かっていないことに気づきました。
それからすぐに、担当していた全てのお客様に再度カウンセリングを行い、ご要望をしっかり伺うことを徹底し、それまで以上に喜んでいただくことができるようになりました。
40代になって改めて感じるのは、若い頃に先輩スタッフから教えてもらったこと、指摘、指導いただいたことの数々を、当時よりも今の方が深く理解できるようになったということです。
過去・現在と、その時々に教えもらったことの多くが繋がって今の自分があると感じています。
指導いただいた先輩スタッフにはとても感謝しています。
これからは、自分が教わったことを後輩スタッフに伝えていきたいと思います。
そして、自分自身も常に勉強し、お客様にさらにご信頼、ご安心、ご満足いただけるように、接客と技術の向上に日々邁進してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。